カテゴリ:本の話( 38 )

「天地明察」㊤㊦ 冲方丁:作 (角川文庫)

わけあって映画は見ないのですが、話題になっていたので買ってみました。
徳川時代のお話で、知らないことばかりが多くて筋についていくのだけに必死になりましたが、
主人公の渋川春海を筆頭に
周りの人も真っ直ぐな人が多くて、心洗われました。(^^)
でもいい人ばっかりのキレイなお話っていうわけではなく、
失敗や試練や嫉妬や・・・そんな要素もいっぱい出てくるのに、
その中でもたくましい。心が強い。
仕事への取り組み方なんかを考えさせられました。
でも、例えばそのころの算術や天文がどういうものなんかとかが全くの知識がないので、
1回読んだだけでは、その感動の半分ぐらいしか得られなかったんじゃないかと思うんです。
わりと、こう、サラッと読んでしまったっていう感じ。
なので、もう一度じっくり味わってみたいと思う本でした。  よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-11-22 16:22 | 本の話 | Comments(0)

「レインツリーの国」 有川浩:作 (新潮文庫)

「図書館内乱」の中に出てくるお話なので、どんなんかなぁ?って思って買ってみました。
普通に若い人の恋愛小説です。
登場する彼女が聴覚障害者で、そこが元で「図書館内乱」の中では良化委員会に目をつけられるわけですが、
こんなお話を問題にするなんてメチャクチャやなぁとまず、思いました。(^^;
で、その彼女とネット上で知り合って付き合っていくことになる彼とのやりとりなんですが、
「青春」な話なんですが、
その彼女の僻み方やヒステリックになってしまうところなんかがチョッと自分を見てるようだったり、
彼の正論で攻めてきたり、親切心からのストレートな言葉だったりに
自分のことのように腹が立ったり。
もう、わかってるからぁって。(笑)
そういう読み方で面白かったです。
でも、わたしはたぶん反省できないでこれからもこのまんま。(^^;;    
                             よかった~度=♪♪♪♪

PS・・・っていうか、「図書館戦争」の別冊Ⅰも読んだのですが、予め警告されてたけど、ホンマに甘甘ラブストーリーでした。(^^;
この歳で読むにはちと恥ずかしい。
本編のお話としては「図書館革命」で完結しているので、読まなくても大丈夫です。
みたいなことをあとがきにも書いてありました。(^^)
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by kuro2008 | 2012-11-22 16:09 | 本の話 | Comments(0)

「図書館革命」 有川浩:作 (角川文庫)

図書館戦争シリーズは本編としては④まであって、
この「図書館革命」はそのシリーズ④で、一応最終回ということになります。
ただし、また別冊シリーズが続くみたいなのですが、それはあまあまラブストーリーがメインだとか。。。
でもとりあえずその1つ目は買いましたけどね。(^^;
で、この本編最終回となる「図書館革命」。
冒頭、原発テロの場面から始まって、
いくらなんでも図書館と原発テロと結びつけるのは無理があるやろと思いながら読み始めると、
全く無理がなくて・・・(^^)
ちゃんと表現の自由とかメディアの検閲とかいう話に無理なく結びついていっております。
ホント、無理なく。。。
突拍子もない設定なのですが、その世界が想像できるっていうのが作家さんの腕なんですかね?
ともかくこの4冊の中で、奇天烈な設定の中で、今の社会のこともチョッと考えさせられました。
で、この最終章となる4巻目は
半分くらいから、読んでしまうのが淋しい・・・けど、早く読みたい・・・のあの楽しい葛藤に見舞われて
結局、猛スピードで読み終えた次第です。
で、奇天烈なのに硬派っていう不思議な物語の中に重要な部分を占めているラブなところも
とってもほほえましくて、このまま純粋でいてくださいって願いたくなるような感じで
チョッと心あったまらせてもらいました。(^^)     よかった~度=♪♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-11-08 21:55 | 本の話 | Comments(0)

「魔球」 東野圭吾:作 (講談社文庫)

高校野球の選手の2つの殺人事件、爆破未遂事件、誘拐事件が絡み合っているミステリーですが、
謎解きだけに終わらないのが小説のおもしろさなんだろなって思う。
昭和39年のセンバツから話が始まっているので、
そんな昭和の香りもします。
そして、2番目に死ぬことになるこの少年が辛すぎました。
なんだか辛くて救いがなかった。
いや、本人にしたら救われたこともあったかもしれないけど、
悲しいお話でした。    よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-11-08 16:36 | 本の話 | Comments(0)

「図書館内乱」「図書館危機」 有川浩:作 (角川文庫)

こんなお年頃になって夢中になるのはチョッと恥ずかしいのですが、
なんかはまってしまいました。(^^;
ところどころに胸キュンな話が散りばめられていてそこはもう若者のラブストーリーだなぁと思って遠くから眺める。。。
けど、検閲や陰謀と闘う部分にぐいぐい興味惹かれて、もうずっと読んでいたい衝動に駆られる。
硬派なところと柔らかい部分のさじ加減が絶妙なのかも。(^^)
ただ今、シリーズ④を読書中♪
で、遠い遠い昔を思い出す?ラブストーリー的な部分もかわいくて、実は好きです♪
                       よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-11-08 16:22 | 本の話 | Comments(0)

「トワイライト」 重松清:作 (文春文庫)

小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを40歳間近になって開封するために再開した同級生たちのお話です。
文庫版のあとがきに「・・・この少々苦みのまざった読み物を楽しんでいただけらば・・・」という一文があります。
そう、確かに「苦い」お話でした。
なんだかこのまま「安泰」できそうな人がいなくてね。しんどいなぁ~~と。
表紙の後ろには「人生の黄昏(トワイライト)に生きる彼らの幸せへの問いかけとは?」って書かれてるんですね。
40歳で黄昏かぁ。。。
黄昏始めてからもう10年以上経ってるわたしは今どの辺を歩いてるんだろ?って思ってしまう。(^^;
もちろんお話の中ではみんなそれぞれに歩き出すんですけど、
なんかこれからも難しいんだろうなって思ってしまう。
なかなか人生とは苦いことがいっぱいです。           よかった~度=♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-11-08 16:08 | 本の話 | Comments(0)

「図書館戦争」 有川浩:作 (角川文庫)

なんだかだいぶ前から話題の本だったようだけど、
本好きにとっては興味を惹かれる題名だけど、
紹介文を読むと中年後期には遠い気がして長らく躊躇しておりました。
でも、試しに・・・と注文してみたら。。。
うーーん、やっぱりわたしが後30年若かったらもっと楽しめただろうなって思う。(^^;
でも不思議とこんなオバチャンでも入っていけました。(^^)
公序良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」と
検閲から本を守るための「図書隊」という、ありえないような設定です。
でもね、ここ大阪に居住しておりますと、ありえないけどある意味ありうるような・・・
この本の検閲的なものがひしひしと迫っているような今日この頃だから、
ちょっぴり絵空事ではない気分で読めます。
そんなこんなで、もうチョッと若い時に読みたかったなぁって思うけど、
なんだかクセになりそなお話でした。
今、12巻もある歴史超大作に挑戦しているので、それが終わったらシリーズの続きを読みたいと思います。(^^)
                               よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-09-06 15:19 | 本の話 | Comments(0)

「悪意」 東野圭吾:作 (講談社文庫)

加賀恭一郎シリーズの一つです。
わたしはほとんどの場合ネットでまとめ買いなんですが、どれを読んだのかもうわかんなくなるんです。
この題名はまだ読んだことない自信アルっと思って注文しました。(^^;
で、基本は短編よりも長編が好きなのですが、
これは3分の1くらいのところで犯人がわかって逮捕されるんです。
なので、あれっ?コレって短編やったん??って思ったのですが、
犯人がわかった後にこんな展開があってグイグイのめり込むなんて驚きでした。
なんだかスッカリ心地よくだまされます。(^^)
途中でパソコンがそんなにまだ普及してない感があったので、コレってそんなに古いお話だったの?って思ったら、
1996年の作品でした。
今から16年前か・・・と、わたしの16年前を思い出す。
そうやなぁ、まだパソコンなんて手にしてなかったなぁ。っていうか職場にじわじわ入ってこようとしてるのを懸命に拒否していたなぁ。
そしてその頃はまだ東野圭吾を読んだことがなかったような気がします。
そんな遠い昔から加賀恭一郎は登場していたんですね。
それもチョッと驚きでした。(^^)                よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-08-30 18:14 | 本の話 | Comments(2)

「プラチナデータ」 東野圭吾:作 (幻冬舎文庫)

夏休み初日はお尻が痛くなるほど座り込んで読書にふける。。。(^^;
読み始めたら止まらない・・・そんな本でした。
国民の遺伝子情報を集めて犯人を特定するという空恐ろしいシステムが登場します。
それって「ゴールデンスランバー」でも市民の情報を収集するシステムが出てきたのとどこか重なる。
そしてそれを権力が恣意的に使って冤罪を作り出すというか陰謀が隠されているというか、そこも重なる。
で、どちらも結局そこから救い出すのは人間の力だったっていうところも同じ感慨がある。
似ているお話っていうわけではなく、
ものすごく技術が進んだり情報が集められたりすることへの警鐘と
その中での人間らしさや人の感覚が光るところに現代作家のメッセージがあるのかな
なんてことを思ったのでした。                  よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-08-17 16:20 | 本の話 | Comments(2)

「聖女の救済」東野圭吾:作 (文春文庫)

やっぱり面白い本っていうのは仕事を手につかなくさせますね。(^^;
サクサク読めるっていうのも本を楽しむには大事な要素だと思います。(^^)
ホントにサクサク・・・
2時間ドラマを見ているようなそんな感覚もありましたが、
やっぱりテレビの2時間ドラマを見るよりは本を読む方が余韻が残るというか、
自分なりの思いも絡めながら読み進められるというか、
そこが本のいいところだと思うのです。
チョッと前のドラマを見ていたので、湯川先生と薫さんの声が頭の中で福山雅治と柴崎コウにしまいますが
それはそれでサクサク読み進めるスピードにつながります。
ガリレオシリーズのいくつかしかまだ読んでいなくて
本を注文する時に順番として次はどれにすればいいのかなって迷うんですが、
たぶんこのシリーズはどれでも外れないのかなって思う一品でした。(^^)  
                          よかった~度=♪♪♪♪
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by kuro2008 | 2012-08-09 20:58 | 本の話 | Comments(2)